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写真:「下がり壁」を上手に使って、扉なしで空間を分ける

スタッフブログ2023.01.19

「下がり壁」を上手に使って、扉なしで空間を分ける

こんにちは、道北振興の上村です。

空間をドアで細かく分けるほどではないけれど、「ここからは別の部屋なんだな」と認識できるようにしたい。
そんな時に役立つのが「下がり壁」(垂れ壁)です。

下がり壁とは、圧迫感なく空間を仕切る効果があり、大空間をゆるやかに仕切ったり、つながりを持たせつつ奥行きを演出できるもの。
限られたスペースのゾーニングにも効果的です。

それでは、下がり壁を上手に使った実例を見ていきましょう。

こちらは玄関とシューズクロークの間の下がり壁。



玄関のシューズクロークは基本的に家族だけが使用する場所。
扉がない収納はやはり動線がスムーズ。
下がり壁があることで、「ここは別の場所」とお客様に認識させることができます。

キッチンとパントリーの間の下がり壁。


キッチン後方のアーチ状の下がり壁はパントリーへの入口。
正面から見ると、中にどんなアイテムが収納されているか見えないように棚を配置しています。
パントリーの内部はこんな感じ。


食材の買い置きなどは、できるだけお客様の目には触れさせたくないという人も多いはず。
家族以外には入ってほしくない場所だということを、それとなく主張するのにも下がり壁は効果的です。

ほかにも、階段下を有効活用して、PCコーナーやペットのお部屋、書斎にするときも下がり壁があるとデザイン性が高まります。


ただ広いだけでなく、限られたスペースでもより魅力的にデザインすることはできます。
空間をさりげなく上手に区切ってくれる「下がり壁」、ぜひ取り入れてみてください。

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