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写真:家づくりにおける地盤の重要性とは?

スタッフブログ2024.02.16

家づくりにおける地盤の重要性とは?

by 工藤

こんにちは、道北振興の工藤です。

地震に強く、丈夫な家を建てるうえで重視されるのが、建物の耐震性。
しかし、ただ建物の耐震性を上げるだけではいけません。

1995年の阪神淡路大震災では、埋立地を中心とした大規模な液状化が発生し、ライフラインに多大な被害をもたらしました。
これを機に建築基準法の改正が行われ、家を建てる際には地盤に応じた基礎の設計が求められるように。地盤調査の実質義務化です。
その後に発生した、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震でも、液状化による建物の不同沈下やライフラインへの被害は深刻な問題となっています。

どれだけ耐震性の高い建物でも、不同沈下によるダメージは強度に著しく影響を及ぼしますから、地盤調査は慎重に行わなければなりません



「地盤調査が義務化されているのなら、安心」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそうとも言い切れないのが現状なのです。
地盤改良にかかる費用はお客さまにとって大きな負担となり、家づくりの予算を圧迫します。
そこで、「いかにして改良工事が不要という判断を導くか」という、安全・安心とはかけ離れた方向性の調査会社が現れたのです

改良工事は確かにコストがかかります。しかし、万が一の災害に対応するためには、真摯な対応が必要不可欠です。
道北振興では、専門の調査会社であるジャパンホームシールド株式会社と提携。
調査の結果、軟弱地盤と判明した場合には、土地の支持力に応じた適切な基礎形状への変更や地盤改良工事のご提案をしております。

私どもは、ご家族の安全のため万全の基礎づくりを行います。安心してお任せください!