スタッフブログ

写真:「全期間固定金利」と「固定金利選択型」はどう違う?

スタッフブログ2021.12.23

「全期間固定金利」と「固定金利選択型」はどう違う?

by 見角

こんにちは、道北振興の見角です。

前回は住宅ローンの「変動金利」についてご説明しました。
今回は「固定金利」についてくわしくお伝えしてまいります。
→こんな方におすすめ!住宅ローン「変動金利」の特徴は?(前回のブログをご確認ください。)

固定金利にもいろいろありますが、なかでも代表的なのが「全期間固定金利」と「固定期間選択型」です。


全期間固定金利は完済まで同じ金利が適用され、返済額も変わりません。
その分、変動金利に比べて金利が高めに設定されています。
一方、固定期間選択型は3年、5年、7年、10年といった具合に特約期間が設けられており、特約期間が長いほど金利も高めに設定されています。
特約期間中は当初の金利が固定され、期間が終了した時点で再び変動金利か固定期間選択型かを選択することができます。

変動金利に比べると金利も高く、総返済額も大幅に増えたかのように見える固定金利ですが、計画的にローンの返済をしていくことができるため、まだお子さまが小さく、将来的にどれくらいお金がかかるのかわからないというご家庭には安心でしょう。


一方で、固定期間選択型はお子さまの進学や就職といった時期が見えており、ある程度の将来設計ができた30代後半から40代以上の方におすすめです。

超低金利時代といわれて久しい昨今ですが、コロナ禍が明けたあとにはインフレ急進も懸念されています。
先行き不透明な現在においては、変動金利よりも固定期間選択型で数年間様子を見てもよいのかもしれませんね。